24時間の命

私は会場で流れた動画にも
出演させていただいたよ(●′艸`)
娘っちブログ

⇒ Can Cam ブログ



皆様、コメントをいただいているにもかかわらず・・・
なかなかコメント返しにいけずに申しわけありません。
腕が完治いたしましたら、更新も訪問もばりばりにしたいと
思います(^^;)
先週の土曜日、2月25日・・・まりま~にとって
この先、忘れられないであろう出来事が起こりました。
・・・・・・
♪ぴんぽーん・・・宅急便が来ました。玄関にでてみると
1匹のサビ猫が玄関の門の階段の所にちょこんと座っていました。
(・・)!?あら、どこの猫ちゃんだろう?野良猫ちゃん?
そのサビ猫ちゃんは、宅急便のお兄さんと私がやりとりを
している間に、どこかへ行ってしまいました。
私は、その猫の事が気になり、宅急便を受け取った後、家の周りを探すと
隣の家のジョーロに首を突っ込んでいました。
そして、ふらふらした足取りで隣の家の車の下でうずくまって
しまいました。
喉が渇いているのかと思い、水と猫缶を与えてみましたが・・・
全く食べません・・それどころか・・・全く動きません。
どうみても・・具合が悪そう・・(・・;)
手を差し伸べても逃げないので・・・保護することにしました。
その後1時間、毛布にくるみ様子をみていましたが、あまりにも
衰弱しているので不安になり病院に連れて行くことにしました。
病院の先生からは聞きたくなかった言葉が・・・
『体温が34度で非常に危険な状況です。女の子で3,4歳、
非常に栄養状態も悪く凍死寸前です・・・・・・。
血液検査・レントゲン・MRI・超音波
をして、原因をつきとめてからの処置がいいと思いますが・・・
正直費用もかかりますので、野良猫ちゃんなのでどうしますか?』
と、言われた。
なんだか涙がでてきた・・。
野良猫ちゃんなのでどうしますか・・・?
そんな・・

私は・・・迷わず
『助かるのであれば助けたいのでお願いします・・・』と
お願いした・・。
検査の結果・・・院長から選択を迫られた・・。
①安楽死・・・・
②病院で痛みを抑え最期を迎える
③家に連れて帰り、見守る中最期を迎える
④一か八かで手術をする(麻酔で命を落とす確率が高い)
この4つの選択しかなかった・・・
30分以内に考えなければならなかった・・・
泣く暇もなかった・・・まず①はずした・・
そして・・・④もはずした・・・
そして、悩んだ末、痛くない②を選択した・・
そしてサビ猫ちゃんは点滴を打ちながら、ICUで一晩を過ごした・・・・。
私は、夜一睡もできなかった・・・。夜中にふと・・・あることに気がついた・・。
(・・)・・・そういえば、あのサビ猫ちゃんによく似た猫ちゃんを
探していた人がいたな・・・。それも3年前なんですけど・・・。
髪の毛の長い綺麗な女の人。その女の人はよく犬の散歩をして
いるので、私も聞かれた事がある・・・そしてその探し猫のポスターが
3年前からずっと近所の店に貼ってある・・。
次の朝、そのポスターを見に行き、(・・)う~ん、似てる!
そのポスターに書いてある電話番号に電話をしてみるも・・・
☆現在使われておりません・・・・・・・・(汗)
そか・・・3年前だから電話番号変わっちゃったんだな・・・残念。
でも・・・でも・・・諦めがつかなかった。
犬の散歩をしている時に会うくらいだから、そんなに遠い人ではない
はずだ・・・と思い、犬の散歩をしている人に片っ端から聞いて回った・・・
・・・で、とうとう住んでいるマンションを発見!!!!
そして、1階の部屋からやみくもにぴんぽーん♪
・・・で、最初にピンポーンをした家の隣が彼女の家だった・・。
・・・・が、何度ベルを押しても誰も出てこなかった・・・。
諦めて、サビ猫ちゃんの様子をみに、病院へ行った。
先生からは・・・・
『ここで、点滴をうっても、数時間の命の差です。』と言われた。
ステンレスの柵の中にいたサビ猫ちゃんをみて・・・
ここが最後は・・やっぱり可哀そうかも・・・。
家であたためてあげて、静かに看とってあげよう・・と決心した。
朝の10時・・・・
(・・)『みみちゃん・・帰ろうね』なぜか、勝手にそのサビ猫ちゃんを
みみちゃんと呼んだ。
名前がないことが・・・無性に不憫だった・・・。

家に戻り、みみちゃんと一緒に寝た・・・。
みみちゃんは女の子なので、ピンクのベッド用意した♪
その後・・・また・・・どうしてもあのポスターの彼女にこの猫ちゃんを
みてもらいたくて・・・・心が焦った。時間がない・・・。
みみちゃんを家に寝かせたまま、彼女の家へ再び行った。
ぴんぽーん♪・・・・・・・・・ぴんぽーん♪
中から彼女が出てきた・・。
(・・)『あの・・・3年前から貼ってあるポスターのサビ猫ちゃん、もしかしたら
私が昨日保護した猫ちゃんでは?と思い来ました。
でも・・・もうすぐダメかも知れなくて・・・時間がないんです』
彼女はびっくりして、目にいっぱい涙をためて・・・
『すぐ主人と行きます・・・』
そして・・・みみちゃんと会ってもらった 。
みみちゃんの小さい頃の写真・と見比べて・・
そして彼女はこう、みみちゃんに言った・・・
『マリンちゃん、今まで3年もどこに行ってたの・・・。
一緒に帰ろうね・・・』
そしてみみちゃん。。ううん、マリンちゃんはママと一緒に
家に帰って行きました。
それから・・・2時間後・・・彼女から電話が入りました。
『たった今、苦しまずに息をひきとりました・・・
最期を私達がみとれました・・・。ありがとうございました』・・・と。
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・
たった24時間の間の出来事です。
真剣にその猫ちゃんを愛しました。
寒かったでしょう・・
お腹空いてたでしょう・・・
お家に戻りたかったでしょう・・・
今頃は、暖かい場所にいるかな・・・
ゆっくりと休むのよ・・・。



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